光の子として （エペソ人への手紙 5章 5〜14節）
2008年11月09日礼拝にて
『こうして、あなたがたは、神に愛されている子供として、神にならう者になりなさい。
・・・・・あなたがたは、以前はやみであったが、今は主にあって光となっている。
光の子らしく歩きなさい。』 （エペソ人への手紙 5章 1、8節）
わたしたちは神に愛されており、それが自分の力によるものでないことを知っている。親が
その子を無条件に受け入れ愛し育てていくように、造り主である神はわたしたちの全てを
そのまま受けとめてくださっている。わたしたちは、神に愛されるものとなるために、神に従
うのではない。神に愛されているから、神に愛されている者として生きるのである。イエス･
キリストは、弟子達が主に近づこうとした幼子を遠ざけようとしたとき、彼らをしかって子供
たちを祝福された。そして、幼子のようにならなければ、天国に入ることは出来ないと教え
られた。わたしたちに必要なのは、自分の義を主張することでも、自分の権利を訴えること
でもない。かえって、自分の弱さを認めつつ、わたしたちの罪を、自分の命をもって買い取っ
てくださった主を信じて、すべてを主にあけわたしていくことである。わたしたちは光ではな
いし、自ら輝くことも出来ない。しかし、共に歩んでくださる主が光であるから、わたしたち
は光の子として生きることができ、主の輝きによって多くの人を慰め、励ますことが出来るの
である。あなたの背負っている一切を主の手に任せて、輝かせていただこうではないか。
