神の変わることのない御言 （ペテロの第一の手紙 1章 22〜25節）
2008年09月07日礼拝にて
『あなたがたが新たに生まれたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、
すなわち、神の変わることのない生ける御言によったのである。』
（ペテロの第一の手紙 1章 23節）
私たちの生きる時間は、何かをしようと思えば短く、何もしなければ長く感じます。わたしたち
が、必ずこの地上を去るということを考えれば、自分ひとりで何かを残そうとするのではなく、
与えられたものを感謝して受け、さらに与える生き方、つまり永遠を支配して導かれる神と共
に歩む生涯を楽しむことができるのです。ペテロは、イエス・キリストと出会いってから、神の
手に導かれる歩みの幸いを体験し、神の愛のわざにあずかる生き方へと変えられていきまし
た。わたしたちを新たに生まれさせ、生ける望みをいだかせてくださった主は、しばらくはいろ
いろな試練で悩まなければならなくても、わたしたちが、どんなに大きな恵みに生かされてい
るかを教えて下さるのです。つまり、わたしたちは、この世の銀や金のような朽ちるものによっ
て救われたのではなく、十字架にかかって死んで下さったキリストの尊い血によって、救われ、
悩みと滅びの生涯から、永遠の命の望みにあふれた生涯へと変えてくださったことを知ること
ができるのです。わたしたちの生涯が神の変ることのない生ける御言によって導かれ、用いて
いただいていることを感謝しようではありませんか。
