わたしを知っていてくださる方 （詩篇 139篇 1〜4、23、24節）
2008年08月31日礼拝にて
『神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを
知って下さい。わたしに悪しき道のあるかないかを見て、わたしをとこしえの道に
導いて下さい。』 （詩篇 139篇 23〜24節）
みなさんはこの夏、どのように過ごされたでしょう。忙しくされた方、あるいは疲れて弱り切って
いた人もあったかもしれません。しかし、わたしたちを造り、愛して下さる神は、わたしたちのす
べてを知ったうえで、そのまま受け入れてくださっています。しかも、わたしたちがどんなときに
も平安を得ることができるように、いつも共にいて導いてくださっているのです。実際に私たち
が人生の目標としているものは何でしょう！確かに豊かさや楽しさ、健康で長命が一般的な願
いであるかもしれません。しかし突き詰めてみると、どんな状況の中でも消えることのない『平
安』こそが人の求める幸福なのかもしれないしかも、この平安は、この世の力や知識によって
得られるものでなく、自分の存在も状態も含め、全てを任せ切ることによって、神によって与え
られるものです。だから、平安を求めているわたしたちの状況が問題ではなく、わたしたちを守
り、祝福を持って導いて下さる神を自分のよりどころとし、信頼しているかどうかが問われるの
です。聖書に証され、主が用いられた人々はみな、どんなときにも決して離れず、捨てられない
神を、そしてわたし達を愛を持って支えて下さる神を、どんな場面でも身近に感じ、体験するこ
とができたのです。
