聖霊による一致 (エペソ人への手紙 4章 1〜7節)

 2008年07月20日礼拝にて
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 『・・・あなた方が召されたその召しにふさわしく歩き、できるだけ謙虚で、かつ柔和で
  あり、寛容を示し、愛をもって互いに忍びあい、平和のきずなで結ばれて、聖霊の
  一致を守り続けるように努めなさい。       (エペソ人への手紙 4章 1〜3節)


わたしたちの救われたのは、ただ恵みによる。これは、この世のいろいろな束縛から解放さ

れ、自由を持って生きるために、なくてはならない土台です。救いは自分の行いや努力によ

るのではなく、神の一方的な恵みによることを認めて、はじめて自分の背負っている重荷や

不安を下ろし、神のみ業を期待し、信じることができるのです。わたしたちの信仰の目標は、

いかに「よい人になるか」ではなく、いかに「恵みに生きるか」です。わたしたちの生き方の

ゴールが、この世の成功であり、善人になることであるならば、わたしたちは多種多様な価

値観の中で勝ち目のない戦いをすることになります。逆にわたしたちが、自分の中に(神の

前に)誇るものが何もなかったことに気がついたならば、キリストの十字架と復活によって与

えられた恵みが、いかに豊かで祝福に満ちたものであるかを体験することができます。しか

も、わたしたちがどこに存在し、何をしていようが関係なく、ただキリストを信じる信仰によっ

て立つことができるのです。そして、このキリストによってわたしたちは一つとされ、それぞれ

に与えられた主の業を行うことにより、神の大きな働きに預かることができるのです。聖霊

はわたしたちのうちに働き、キリストにあってひとつとしてくださいます。あなたも恵みに生き

ようではありませんか。