確信を持って大胆に神に近づく （エペソ人への手紙 3章 1〜13節）
2008年07月06日礼拝にて
『この主キリストにあって、わたしたちは、彼に対する信仰によって、確信を持って
大胆に神に近づくことができるのである。だから、あなた方のためにわたしが受
けている患難を見て、落胆しないでいてもらいたい。わたしの患難は、あなたが
たの光栄なのである。』 （エペソ人への手紙 3章 12〜13節）
パウロはイエス・キリストにあって、異邦人と呼ばれる人々も、共に神の国を継ぐものとされ、
共に約束にあずかるものとされたことを信じていた。そして神の恵みの力により、福音の僕
とされたことを自覚していた。それは聖徒と呼ばれる人々の中ではもっとも小さい者である
パウロを通して、神の豊かな富を人々に知らせ、神の奥義にあずかる務めが、どのような
ものであるかを、人々に知らせるためであった。つまりパウロは、神がパウロを用いて、神
の御業を顕してくださることを信じていたのである。だからこそ、パウロは、キリストを信じ
る信仰によって神の深い愛の計画の中に生かされていることを信じ、どんな状況の中でも
確信を持って、大胆に神に近づくことができた。人は物事のうわべを見て、落胆したり絶望
したりする。しかし、神はわたしたちの背後にあってわたしたちを守りながら、大いなる計
画を持って導いてくださる。あなたの信仰は、固い土台にすえられているだろうか。そうな
らば、ぶれないで歩き出し、力強く進み行くことができる。しかし、土台が弱ければ、足元
に目が奪われて、主を見失い、不安と恐れに攻められることになる。キリストの十字架に
よる、主の導きの確信を持とうではないか。
