新しく造られること （ガラテヤ人への手紙 6章 11〜16節）
2009年03月01日礼拝にて
『しかし、わたし自身には、わたしたちの主イエス・キリストの十字架以外に、
誇りとするものは、断じてあってはならない。この十字架につけられて、この世
はわたしに対して死に、わたしもこの世に対して死んでしまったのである。』
（ガラテヤ人への手紙 6章 14節）
パウロは、イエス・キリストと出会い人生が変わりました。それは、言い伝えや戒めに縛ら
れていたパウロが、神に愛されていることを知り、主に従う者とされたからです。しかもそれ
は、喜びと自由、そして望みにあふれた生き方でした。わたしたちはどうでしょう。確かに聖
書を通して、いろいろな律法や戒めを学ぶことができますが、わたしたちが学ばなければな
らないのは、今もわたしたちを愛し続けてくださっている神ご自身であり、知るべきは十字架
による救いを用意してくださったイエス・キリストなのです。神は、人の頑張りや努力によって
自由を得られるわけではないことを、パウロの生涯を通してはっきりと示してくださいました。
その結果 彼は、イエス・キリストの十字架が土台であり、十字架によって新しく造られるこ
とが全てであることを知ることができたのです。新しく造られるためには、しっかりと砕かれて
おくことが必要です。わたしたちが主に近づくとき、自分の罪や弱さを示されて辛く感じること
があるかもしれません。しかしそれは新しく造られるために通らなければならない一歩です。
このようなわたしたちを主は喜んでくださり、助けてくださるのです。
