自由の用い方　（ガラテヤ人への手紙　5章　7〜15節）

　2009年02月15日礼拝にて

　『兄弟たちよ。あなたがたが召されたのは、実に、自由を得るためである。
　　ただ、その自由を、肉の働く機会としないで、愛をもって互に仕えなさい。律法の全体は、
　　「自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ」というこの一句に尽きるからである』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ガラテヤ人への手紙　5章　13〜14節）


１．肉の働く機会としないで

肉の働く機会とは、自分で割礼のしるしをつけることです。すなわち、19〜21節に肉の働きの

リストが出ていますが自分で自分を義としてしまい偶像を礼拝してみたり、隣人と争ってみた

りすることです。その結果、肉の働きのすべてに共通することは、他人との関係から孤立して

いることです。他の人を受け入れられないのです。


２．愛をもって互に仕えなさい

けれども、十字架は割礼を乗り越えられるようにしてくださるのです。すなわち十字架は罪人

に罪の赦しと義を与えるしるしです。もし十字架を否定するならば肉の働きにとどまりますが、

わたくしたちは十字架を信じて割礼を乗り越え、愛に満ち溢れ互いに仕えましょう。肉の働き

は、自分を義とするつらい道です。十字架によって御霊に従い、愛と自由を隣人のために用

いましょう。