主の使いのお告げ （マタイによる福音書 2章 7〜17節）
2007年12月16日礼拝にて
『ヘロデ王はこのことを聞いて不安を感じた。エルサレムの人々も皆、
同様であった。（3節）、彼らはその星を見て、非常な喜びにあふれた｡(10節)』
（マタイによる福音書 2章 3、10節）
イエス・キリストが誕生したとき、神はその知らせをいろいろな人々にお示しになった。
しかし、それはすべての人にとって喜ばしいものではなく、自分の計画や思いに生きて
いる人々にとっては、わずらわしく不安を感じさせるものであった。東から来た博士たち
が、救い主の誕生を信じエルサレムまでやってきた時もそうであった。神は、イエスキ
リストの誕生を告げ知らされたとき人々の心を予言や夢に現れた主の使いの言葉を通
して導いてくださり、神の約束は必ず成就すべきことを教えられたのである。博士たち
はまっすぐにイエス・キリストのところに導かれたわけではなかった。しかし主はその深
いご計画のうちに博士たちを生かし、用いてくださったのである。ヨセフとマリヤそして
幼子も同じであった。この世の決まりや自分の思いに縛られるのではなく、神が具体
的にわたしたちを導き必要な働きに召してくださることを信じ感謝しようではないか。
二歳以下の多くの子どもたちが殺されたがイエス・キリストは助けられた。しかしこの
イエス・キリストがわたしたちのために十字架に掛かって死んでくださったのである。
わたしたちを愛し、最も良いものをもって守り導いてくださる神を信じその手に陥らせて
頂こうではないか。
