大きな喜び （ルカによる福音書 2章 1〜20節）
2007年12月23日礼拝にて
『恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなた方に伝える。
きょうダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。
このかたこそ主なるキリストである。』 （ルカによる福音書 2章 10〜11節）
クリスマスおめでとうございます。 神はわたしたちを愛してくださっただけでなく、
イエス・キリストを通してその愛を見ることができるようにしてくださいました。救い
主の誕生については以前から預言されていました。さらにその救い主がイエス・
キリストであることを人々が信じることができるように、誕生にあたってのいろいろ
なしるしを与えてくださったのです。羊飼いたちは御使いによってイエス・キリスト
の誕生の意味と喜びを教えられ、実際にその言葉が事実であることを知り、さら
に大きな喜びにあふれました。わたしたちもまた、神のいろいろなしるしによって
導かれています。そのしるしを信仰を持って受け止めるならば、神が大きな愛を
持って導いてくださっていることを知るだけでなく、神によって愛され生かされて
いることを喜ぶことができるのです。直接御使いに会ったことはなくても、神の恵
みによって喜びに満たされている人を通し、神を見ることができるはずです。わた
したちを愛して、人となってこの世に来てくださった主は、十字架にかかって死ん
でくださり、今も生きて働き、わたしたちを守り導いてくださいます。喜びを持って
主に仕えさせていただきましょう。
