主に感謝せよ （詩篇 107篇 1〜8節）
2007年10月14日礼拝にて
『彼らはその悩みのうちに主に呼ばわったので、主は彼らをその悩みから
救い出された。』 （詩篇 107篇 28節）
わたしたちは毎日の生活の中で、いろいろなストレスにさらされ、時には病
に倒れてしまうこともある。見た目には何の問題もなく元気そうでも、心の
内はいろいろな悩みにあふれ、リラックスするために環境を変えることも時
には必要であろう。パウロはイエス・キリストと共に歩む生涯の中で、神が
キリスト・イエスにあって、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。
すべてのことについて感謝しなさい。」と、わたしたちに求めておられるこ
とを語っている。わたしたちに必要なのは、全てを知ったうえで、わたした
ちを包み癒してくださる神の前に重荷を下ろし、主の用意してくださった休
息を喜び感謝することである。わたしたちの望みは主にあるのであって、こ
の世の知恵や力にあるのではない。しかし、主がこの世のあらゆるものを持
ってわたしたちにくつろぎと喜びを与え、救いに導いてくださることも事実
である。わたしたちは、まず、神の国と神の義を求めようではないか。いつ
の時代にも神は、神を信じてより頼むものを決して放って置かれず、必ず助
けてくださるからである。この主なる神を信じ、感謝しようではないか。
