神に聞き従う（使徒行伝　4章　13〜22節）

　2007年06月03日礼拝にて

　『わたしたちとしては、自分の見たこと聞いたことを、語らないわけにはいかない。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（使徒行伝　4章20節）


ペテロとヨハネは、宮の門で施しを求めてきた 生まれながら足の不自由な男を、ナザレ

人イエス・キリストの名によって癒した。このことは多くの人々を驚かせ、主の話に耳を

傾け、さらにイエス・キリストを信じる信仰へと向かわせた。この騒動によってペテロとヨ

ハネは留置され、あくる日に重だった人々の前で、「あなたがたはいったい、何の権威、

また、だれの名によって、このことをしたのか。」と尋問される。この時ペテロは聖霊に満

たされて「あなたがたが十字架につけて殺したのを、神が死人の中からよみがえらせた

ナザレ人イエス・キリストの御名による」はっきりと宣言した。人々は彼らの大胆な話しぶ

り、さらに無学なただの人々であることを知り不思議に思った。と同時に、彼らがイエスと

共にいたものであることを認め、さらに癒された男がそばに立っているのを見ては返す言

葉が無かった。しかしただ、これ以上このことが広まらないように、イエス・キリストの名

によって語ることを禁じた。これに対してペテロは、「自分の見たこと聞いたことを、語ら

ないわけには行かない」と明言する。わたしたちは何を信仰の土台としているだろうか。

日々の生活の中で、すべての事の中に、十字架に死んでよみがえられたナザレ人イエ

ス・キリストの名による歩みをするならば人生を恐れる必要がなくなる。なぜならば神が

わたしたちの人生のパートナーになるからである。