イエスはよみがえられた（マルコによる福音書 16章 1〜8節）
2007年04月8日礼拝にて
『驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレ人イエスを探している
のであろうが、イエスはよみがえってここにはおられない。』
（マルコによる福音書 16章6節）
いつの間にか桜のつぼみもふくらみ、春の訪れと共に主の復活を記念するイースター
を迎えました。イエス・キリストは、わたしたちが自分の罪のために死ぬのではなく、罪
を赦されて生きるようになるために、十字架に死んでくださいました。それだけではなく、
死に打ち勝ってよみがえってくださり、わたしたちに死を恐れる必要のない事実を教え、
永遠の命の約束を宣言してくださったのです。わたしたちが、永遠の命の希望に生きよ
うとするならば、イエス・キリストの十字架が自分自身の罪のためであることを認める必
要があります。わたしたちは、イエス・キリストを過去の歴史に探すべきではありません。
たとい、過去の出来事からイエス・キリストを学んだとしても、今も生きて働かれている
イエス・キリストを見出さなければ意味がないのです。わたしたちの主なるキリストは、
信じより頼む者を見捨てられることは決してありません。かえって自由と平安を与え、
喜びに満たしてくださいます。あなたはこのイエス・キリストをどこに探しているでしょう？
神は真実で愛なる方です。わたしたちを不安や恐れで苦しめるのではなく、十字架の事
実によって今もわたしたちを罪から解放し続け、喜びにあふれさせてくださるのです。さ
ああなたも、あなたの内に生きて働かれているイエス・キリストを認め、主と共に生きよ
うではありませんか！
