よろこんでイエスを迎え入れた （ルカによる福音書 19章 1〜10節）
2008年03月02日礼拝にて
『そこでザアカイは急いでおりてきて、よろこんでイエスを迎え入れた。』
（ルカによる福音書 19章 6節）
ザアカイはイエスがその町に来られたとき、群衆にさえぎられてその姿を見るこ
とができなかった。彼はイエスを一目見ようと、先回りして木に登って待った。や
がてイエスは目を上げてザアカイに声をかけ、その客となられた。人々はイエス
が取税人の客となられたことを驚き、その出来事をつぶやいたが、イエスはザア
カイを温かく受け入れ、ザアカイは癒され新しくされていく。これはザアカイの救
いの場面である。ザアカイはイエス・キリストと出会って生涯が変わり、自分のも
てるすべてを持って神と人とに仕えるものと変えられたのである。わたしたちも
熱心に主を捜し求めさえすれば、主と出会うことが出来る。そして十字架の代価
をすべて支払ってくださったイエス・キリストによって癒され、新しくされていくの
である。必要なのは、あなたが喜んでイエスを迎え入れるかどうかである。ザア
カイは人々の目から見たならば罪人であり、同胞の敵であったかもしれない。し
かし神はそのザアカイ愛された。そのようにわたしたち一人ひとりをも愛し、その
罪を裁こうされるのではなく、救いを求め主を迎え入れる信仰を喜んでくださる
のである。主の近づいてくださるチャンスを生かして用いようではないか。
