神はわれらの避け所 （詩篇 46篇 1〜11節）
2008年02月24日礼拝にて
わたしたちの生涯には思いがけないことが起こります。今月も各地で大雪の便り
を聞きましたが、雪を見ていると、どんなに科学が発達して便利な世の中になっ
たように見えても、人の手に負えないことが昔も今も変わらずにあるという現実
を教えられます。特に日本は地震国であり、台風もまたわたしたちにとっては大
きな脅威です。わたしたちに命を与え、導いてくださっているお方は、わたしたち
を科学や人の知恵によって守ろうとしておられるのではなく、いつの時代も、人
の弱く力のない事実を示し、ただ神によって守られ、平安が与えられることを教
え続けてくださっているのです。神はわたしたちにとって遠い方ではなく、どんな
に弱く悩みが大きい時でも、すぐそばにいて助けてくださいます。わたしたちが
弱さを感じ、しかも立っている場所が震い動かされることがあったとしても、わた
したちは動かされることはありません。なぜなら、神がわたしたちと共にいて助
けてくださるからです。この世の、人のわざを見ていては、自分の無力さを感じた
り、絶望を感じたりするだけです。しかしわたしたちの内に共におられる方は、主
なる神であって強く揺るがないお方です。この方こそ全能の神であり、わたした
ちを生かすために、十字架に死んでよみがえってくださった方です。心からこの
主に信頼して、従わせていただきましょう。
