キリストがあなたを生かす　（ガラテヤ人への手紙　2章　20節）

　2008年02月17日礼拝にて

　『生きているのは、もはや、わたしではない。キリストが、わたしのうちに生きて
　　おられるのである。しかし、わたしがいま肉にあって生きているのは、わたしを
　　愛し、わたしのためにご自身をささげられた神の御子を信じる信仰によって、
　　生きているのである。』　　　　　　　　　　（ガラテヤ人への手紙　2章　20節）


　 神の前に立つための基準それを、律法といいます。けれども、ユダヤ人も日本
人も誰も真に律法を全うできていません。ゆえに誰も律法によって義とされること
は無理です。

　けれども、キリスト・イエスを信じる信仰によって義とされることはできます。キリ
ストが私たちのために十字架にかかって下さった（3章13、22節）ことによって私
たち自身は律法に照らして罪人、すなわち死んだ者とされたのです。

キリスト・イエスを信じる信仰とは

１．私たちが死んだ者とされること。
内面において「もやもや」する心をなかなか静められないことはないでしょうか。け
れどもキリストが死んでくださった以上、私たちは律法にも自分の良心にも死んだ
者です。そして、キリストの十字架により古い基準（律法）は壊され済みであり古
い基準は再び戻ることはありません。そして、新しい基準はキリストです。私たち
の中にキリストが生きて下さるのです。

２、キリストが生かしてくださること。
けれども外面において、すなわち、事は自分だけでは解決いたしません。神がお
られるのです。けれどもキリストによって希望をもつことができます。私たちの思
いをはるかに超えて償ってくださっている「わたしのためにご自身をささげてくだ
さった」キリストの死があるのです。神の恵み、神の御子を信じる信仰があなた
を生かすのです。