仕える人となりなさい （マタイによる福音書 20章 25〜28節）
2008年01月13日礼拝にて
『それは、人の子がきたのも、仕えられるためではなく、仕えるためであり、
また多くの人のあがないとして、自分の命を与えるためであるのと、
ちょうど同じである。』 （マタイによる福音書 20章 28節）
わたしたちは、神に生かされています。しかも神はわたしたちを、恵みと祝福をも
って導いてくださっています。信仰とはその神を認め従うことです。イエス・キリス
トはわたしたちの心を知っていてくださり、わたしたちが神の前に自由を得るため
に必要なのは、僕となって仕えることであると教えられました。本当の神を知らな
い人々は、自分の考えに従って、物事を判断し行動します。けれども、わたしたち
の罪のために十字架に死んでくださった主を知った者は、人を攻め裁くのではな
く、喜んで破れ口に立つことが出来るのです。主は十字架によってわたしたちを
この世のいろいろな束縛から自由なものとし、さらに、永遠の命の望みを与えて
くださっています。弟子たちは、上に立つものとなりたいと願いましたが、主は、
「偉くなりたいと思うなら、仕えるものとならなければならない」と教えられました。
そして、イエス・キリストが来られたのは仕えるためであり、自分の命を与えるた
めであることを教えられたのです。今、私たちは、なにを求めているでしょう？誰
かに助け仕えてもらいたいと願っているでしょうか。それとも、隣人に与えまた仕
えたいと願っているでしょうか。あなたが生きるために、喜んで命をすててくださ
った主に倣うものとならせていただきましょう。
