私を強くしてくださる方　（ピリピ人への手紙　4章　10〜21節）

　2008年01月06日礼拝にて

　『わたしの神は、ご自身の栄光の富の中から、あなた方のいっさいの必要を、
　　キリスト・イエスにあって満たしてくださるであろう。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ピリピ人への手紙　4章　19節）


新しい年が始まりました。わたしたちが信仰を持ってキリストと共に生きるとき、ど

んな境遇にあっても感謝し、喜ぶことができるように変えられていきます。パウロ

は貧しくても富んでいても、飽くことにも飢えることにも、富むことにも貧しいことに

も対処する秘訣を心得ていると語りました。これは、主がどんなときにも共にいて

くださると確信し、信頼することによって与えられる恵みによる力です。ですから彼

は、「わたしを強くしてくださるかたによって、何事でもすることができる。」と言い

切ることが出来たのです。パウロの言いたかったことはわたしたちが自分の知恵

や力によって頑張ることではなく、すべての必要を満たすことの出来る神に望みを

置くこと、またその事による平安を体験することを願い進めているのです。あなたは

この新しい年、何に望みと土台を置いているでしょうか。もう一度持ち物を点検し、

不必要なものを処分し、なくてならないものを確認し、自分が働きやすいようにでは

なく、神様が働きやすいように、自らを整えさせていただきましょう。わたしたちは主

の許しの中で、たねを蒔き、水を注ぐ働きをすることが出来ます。しかし成長させてく

ださるのは主のみであることを覚え、主の働きをとどめるものを聖別させていただき

ましょう。