主と共に生きる（ヨハネの第一の手紙 3章 13〜24節）
2007年03月18日礼拝にて
『神の戒めを守る人は、神におり、神もまたその人にいます。そして、
神がわたしたちのうちにいますことは、神がわたしたちに賜わった御霊に
よって知るのである。』 （ヨハネの第一の手紙 3章 24節）
わたしたちの生きている世界は、変化し続けている。そんな中で流されずに生
きるのはとても困難なことである。実際に同じ場所と思っていても、気が付くと全く
違うところに流されていることもある。しかし、大切なのは流されるかどうかではな
く、神と共にいるかどうかである。私達が神と共に生きようとする時、この世の価
値や標準では理解されず、憎まれたりすることもある。しかし、わたしたちが、言
葉や口先だけの生き方ではなく、具体的な行いと真実とをもって愛し合うならば、
神が全てを受け止められることから来る安心と自由に包まれる。神は私たちの心
よりも大きく、すべてを知っておられる方なので、心に責められるようなことがあっ
ても、安心することが出来るし、心に責められるようなことがなければ神に対して
確信を持つことができる。しかも、私達がイエス・キリストを信じ、愛され赦された
ものとして互いに仕え合うならば、神が共に働いてくださり、願い求めるものが何
でも与えられることを知るのである。神は今も生きて、わたしたちの心に自由と
喜びを与え続けてくださる。移り変わるこの世に望みを置くのではなく、変わるこ
とのない、神に望みをおき、神がわたしたちの内に働かれていることを日々体験
しようではないか。
