強情な心からの解放（エレミヤ書 18章 1〜12節）
2007年03月04日礼拝にて
『イスラエルの家よ、陶器師の手に粘土があるように、
あなたがたはわたしの手のうちにある。』 （エレミヤ書 18章6節）
神はわたしたちの生涯にどのようにかかわりを持たれるだろうか。陶器師が自分の
思いのままにその器をつくり上げるように、神はわたしたちをそのみこころのままにつ
くり上げてくださる。主なる神が災いを計画しても、悔い改めて悪を離れるなら災いを
思い返し、幸いを計画しても、主の声に聞き従わないなら、幸いを与えることを思い返
される。主はわたし達に対して災いをもって揺さぶられる。それは、わたし達が悪い道
を離れて神に立ち返るためである。しかし、私達は自分の思いを優先し、自分の考え
た様に行動してしまう。結局わたしたちは自分の強情な心によって滅びに向かってい
るのである。わたしたちが災いを受けるのは、悪を行うからではなく、強情で悔い改め
ようとしないからである。わたしたちを、この強情から開放し自由にするために、神は
わたしたちのための十字架の赦しを用意してくださったのである。救われるために私
たちに必要なものは、自分の罪を認めイエス・キリストの十字架を信じる信仰である。
この信仰を働かせるために必要なのは、神の前の従順である。つまり、わたしたちが
救われるために必要なのは、神の手によって徹底的に砕かれ、心からの悔い改めに
導かれることである。主の手にあることを認め、主に従おうではないか。
