御霊によって歩きなさい（ガラテヤ人への手紙 5章1〜6節）
2007年02月11日礼拝にて
『自由を得させるために、キリストはわたしたちを解放してくださったのである。だから、
堅く立って、二度と奴隷のくびきにつながれてはならない。』
（ガラテヤ人への手紙 5章1節）
神は私たちを愛してくださった。それは、私達が罪を犯さなかったからではなく、神が私
たちを造ってくださったからである。わたしたちは神の前の自分の姿を見るとき、自己中
心で罪深い姿に絶望するかも知れない。しかし、その私たちのために神は十字架によっ
て愛を示し、私達が罪の束縛の中ではなく、罪の赦しによる自由と喜びに生きる道を用
意してくださったのである。それなのに、せっかく与えられた自由を奪い、救われる以前
のように、罪の奴隷として生きる事を強いる者がいる。キリストは、自由を得させるため
にわたしたちを解放してくださったのであり、わたしたちがキリストの十字架の代価によ
って救われたのは自由を得るためである。それだから、与えられた自由を奪われ、再び
罪の奴隷となることの無いように、互いに愛をもって仕え合うことが大切である。なぜな
らば神は愛であって、私達が仕え、赦し合うところに共に働いて下さるからである。わた
したちが神と共に歩むならば、神は道を示し、ふさわしい働きを与えてくださる。つまり、
わたしたちの内に今も生きて働いて下さる聖霊に導かれながら歩むことこそ、自由と喜
びにあふれた生涯の秘訣である。
