愛されている（ヨハネによる福音書　第3章16節）

2005年07月31日礼拝にて

　『神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、

永遠の命を得るためである。』　（ヨハネによる福音書3章16節）


　 あなたは、造り主である神に愛されている事実を知っているだろうか。神はあなたを無価値な存在としてではなく、大切

で、なくてはならない存在として造って下さった。あなたはその神の愛を感じているだろうか。神はそのひとり子イエス・キリ

ストをこの世に送って下さった。それは、あなたを教えるためではなく、あなたの罪過ちのすべてを背負い、十字架に死ぬ

ためであった。神はあなたに罪の罰を求められたのではなく、キリストの十字架を信じる信仰を求められたのである。ここ

に神のあなたに対する深い愛がある。神は、神の造られた全ての人を愛しておられる。しかしその事実を知っている人は

少ない。だから、神を知り、愛されている事を知ることから信仰は始まる。愛されている事を知った人は、自分が愛された

ように隣人を愛するようになる。知らない者は次第に人につまずき、やがて自分に絶望するようになる。イエス・キリストは

あなたのために命を捨てて下さったが、それはあなたが、この世に死に、永遠の命の望みに生きるためである。あなたは

愛されている！　あなたには望みがある！　あなたは神の作品であって、良い行いをするように、キリスト・イエスにあって

造られたのである。神によって与えられた人生を神に愛されている事実を土台として、感謝と喜びを持って神と共に生きよ

うではないか。