あなたの造り主を覚えよ（伝道の書　第12章　1節）

2005年06月12日礼拝にて

　『あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。』（伝道の書12章1節a）


　 ６月の第二主日は「子供の日、花の日」として覚えられ、子供の祝福を祈ったり、施設などに花を携えての訪問をする

教会がたくさんある。さて、わたしたちの群れにも子供がいるが、与えるべきもの、求めるべき祈りは何であろうか。この

世の富や知識、楽しみや喜びは、すべてを残してこの世を去っていくわたしたちにとっては、空しいものである。つまり、

神を否定しての豊かさや力は、この世を去るべきものにとっては、結局のところ意味のないものである。つまり、わたし

たちの祝福は、造り主である神が、わたしたちを愛し、赦し、生かして下さる方だと知り、永遠の命の望みに生きること

にある。今、あなたの目指しているものは神の前に価値があるものだろうか？あなたの持っているものは、天において

意味のあるものだろうか？　反対に、あなたのからだに痛みがあり、心に不安や恐れがあったとしても、造り主である

神があなたを愛して、共にいて下さることを信じることができれば、平安な生涯を送ることができる。あなたは、あなたの

造り主を知っているだろうか？　愛して下さる神を知り、キリストの十字架による救いを信じて平安を得ているだろうか？

あなたの造り主は生きておられ、あなたを愛し、心配するな！恐れるな！わたしがあなたと共にいるとせまってくださって

いるのである。