『しかし、これらのことを書いたのは、あなたがたがイエスは神の子キリストであると信るためであり、また、そう信じて、
イエスの名によって命を得るためである。』 （ヨハネによる福音書20章31節）
イエスは十字架にかけられ葬られた後、よみがえられて多くの人々に姿を現しその確かなことを証しされた。ところが、
主が姿を現された時にその場にいなかったトマスは、 「わたしは、その手に釘あとを見、わたしの指をその釘あとに
さし入れ、また、わたしの手をそのわきにさし入れて見なければ、決して信じない」と言う。しかし主は８日の後、トマスも
一緒にいる時に弟子たちに姿を現し、「信じない者にならないで信じる者になりなさい」と語られた。あなたは、主のよみ
がえられた事、今も生きておられる事を信じているだろうか？ 神は私たちに信仰を求めておられる。この信仰は知識に
よって得られるものではなく、見えない神を信じる決断である。しかもそれは、人間の計算では決して計れない、神の真実
な約束であるキリストの十字架を土台とした決断である。あなたが、キリストの十字架と復活の事実を信じ受け入れている
ならば、自分が神の前に完全にゆるされ、しかも自由である事を、日々の生活の中の戦いを通して確信することができる。
それは自分自身の中の内から溢れ出る、だれにも否定できない主にある喜びである。