恐れるな！（ヨシュア記　第1章1〜9節）

2006年1月1日礼拝にて

　『強く、また雄々しくあれ。あなたがどこへ行くにも、あなたの神、主が共におられるゆえ、恐れてはならない、

　　おののいてはならない』（ヨシュア記　1章9節）


 　主の2006年が始まった。地上には争いや戦い、貧困や病いが絶えず、悲しみや痛み、にくしみがそれを飾っている。

しかも政治、経済、教育、福祉、そして考え方も含めてどのような生き方をするかが、私達に問われているのである。ヨ

シュアは、神の霊にあふれたモーセの後継者であった。彼の前には滅ぼすべき敵があり、後には指導者を失った多くの

民がひかえていた。自分を見れば知恵も力も足りず、ただ弱さだけが彼を責めていたかもしれない。しかし神はヨシュア

に「わたしはあなたと共におる」と宣言し「あなたを見放すことも見捨てることもしない」と約束されるのである。神は今も

生きておられる。しかもわたしたちを愛しておられる。そしてそのことを知った人々を通して慰めと救いをすべての人々

に届けてくださるのである。わたしたちのすべてを知って、愛して下さる全能なる方が、共にいて下さるのだから恐れを

捨て、喜びと期待をもって、踏み出して行こうではないか！