神にはできる！（ルカ　第1章　26〜38節）

2004年12月05日礼拝にて

　『神には、なんでもできないことはありません。』（ルカによる福音書　第1章37節）


　 クリスマスが近付いてきたが、備えは順調だろうか。疲れや風邪で体調不良であったり、仕事や人間関係に疲れている

人もいるかもしれない。クリスマスという言葉は日本においても定着しているが、本当の意味が理解されているわけではな

い。マリヤはザガリヤとエリサベツに行われた神のみわざを通して御使いの言葉を信じ、自分の生涯を主なる神にささげ

た。神はこのマリヤから救い主を与えてくださり、すべての人が罪を恐れるのではなく十字架の事実によって罪を赦される

希望に生かして下さっている。ゆえに、クリスマスは神が私たちを愛し、罪のゆるしと永遠の命の約束を与えて下さった事

実を確認する日である。神の私たちに対する愛が、キリスト誕生であり十字架の事実なのである。私たちは、心を奪われ

やすいこの世において、いつの間にか外面的には信仰深くても、内面的には自己中心に凝り固まってしまいやすい。しか

し、生ける神に期待しあなたが主を信じて共に立ち上がるならば、家庭や職場や学校や地域などに破れを作る者ではな

く、主の助けによって「破れを繕う者」として立つことが出来る！あなたの破れ口にたって下さる主を仰ぎ望み、マリヤの

ように自らを主に委ねて平安を得ようではないか！