愛して下さる神（ヨハネ�T　第1章　5〜10節）

2004年10月24日礼拝にて

　『世に勝つ者はだれか。イエスを神の子と信じる者ではないか。』（ヨハネの第一の手紙　第5章5節）

　 人は誰でも、他人にどのように思われているかが大きな関心事であり、よく思われていれば嬉しくなり、悪く思われて

いれば悲しくなってしまいます。けれども、わたしたちが見られているのは、家族や、友人、同僚や、近所の人々だけで

はありません。わたしたちに命を与え、愛して導いて下さる神がおられるのです。この事を知って初めて、自分自身のあ

るべき姿が見えてくるのではないでしょうか。

　 あなたは自分が神に愛され、大きな望みが与えられていると考えたことがあるでしょうか。あなたのすべてを知り尽く

しておられる方は、罪も汚れた性質も知った上でわたしたちを愛して下さっているのです。そして、わたしたちが永遠の

滅びに至ることのないように人となってこの世に来て下さっただけではなく、わたしたちが生きるように、わたしたちの罪

を背負い十字架にかかって死んで下さったのです。しかも、死に打ち勝たれた方は永遠の命の約束と共に、いつもわた

したちと共に歩んで下さるのです。

  あなたは、あなたの弱さや失敗、もちろん欠点も、すべて知った上で、『あなたを愛します（赦します）』と受け入れて下

さっている神に出会っているでしょうか。この神と出会うことこそ、あなた自身の『豊かな望みにあふれた生涯』の始まり

です。