悔い改めよ!(ルカ 第13章 1〜9節)

2004年10月17日礼拝にて
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 『あなたがたも悔い改めなければ、みな同じように滅びるであろう。』(ルカ第13章5節)


  毎日の生活の中で、何の変化も無い日常を繰り返しているように見えながら、刻々とはいってくるニュ−スを通し、世界

には大きな痛みや悲しみ、あるいは憎しみが溢れている事を思い知らされる。私たちはそういうニュ−スを耳にするとその

理由を自分の知識と経験を通して、自分だけは大丈夫だと考えてしまう。イエス・キリストは、ガリラヤの人々が経験した災

難や、シロアムの塔が倒れた災害によって死んだ18名のニュ−スを引き合いに出し「彼らが災難や災害に遭遇したのは、

他の人々よりも彼らの罪が深かったから、あるいは罪の負債が重かったからだと思うか?」と問われた。それはだれにでも

起こり得る事であり、誰でも悔い改めなければ、災害や災難では無く、永遠の滅びにいたる事になる事を教えられた。

弟子達が盲人を見て「だれが罪を犯したからですか?」とイエスに尋ねた時「神の御業があらわれるためである。」と応え

られた主は、目に見えるこの世の安寧を求めるだけでなく、神からの「永遠の命」の約束から来る平安を得るべきことを

教えられたのである。私たちも、忍耐を持って待っていて下さる神の前に、罪を悔い改めて立ち返ろうではないか。どの

ような歩みを送ろうと、神はただ私たちの心を見、死ぬべき私たちをイエスの十字架を通して、生きる者として下さってい

るのだから。