岩の上の土台（ルカ　第6章　46〜49節）

2004年07月04日礼拝にて

　イエス・キリストの十字架の救いを受け入れて従う者は主の弟子です。それは「わたしは主の弟子である」と主張する

人ではなく、ただ主の言葉に従う人です。主は譬えとメッセ−ジを通して、あなたが主の弟子であるならば「この世界の

終わりがやってきて、全ての造られたものを揺さぶる時にも、ゆるぐことのない土台をあなたは持っていますか？」と問

いかけておられます。この土台は岩であって動くことはありません。そして、この岩こそキリストであると主は教えられま

した。わたしたちがこの世で人々に仕え、頼りにされるのは素晴らしいことですし、自分の思いを実現していければ、人

々に尊敬されるかもしれません。しかし主は、そのような人を求められたのではありません。この世とこの世のものが、

突然揺さぶられて消えていく時にも、わたしたちには頼りとする所があり、自分自身がこの地上から去る時が来ても、

帰るべき住まいと、全ての必要が造り主なる主によって備えられるという望みがあります。それはかりではなく、わたし

たちの働きのすべてを、主ご自身が責任を持って導いて下さることを信じ、人生の重荷をこの岩なるキリストの上に下

ろし、くつろぐことが出来るのです。そして、動かされることはありません。