イエス・キリストによる救い(使徒行伝 第4章 1〜12節)

2004年06月13日礼拝にて
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  「 この人による以外に救いはない。わたしたちを救いうる名は、これを別にしては、天下のだれにも与えられていない

からである」。(4章12節)


  主の復活の後、約束を待ち望んでいた弟子達に聖霊が下り、自由と喜びに満たされた弟子達は、その生活の歩みの

中で共にいて下さる生けるキリストを証しした。人々は弟子達の語る言葉とその手をもってなされる神の働きを通して、

十字架にかかって死んだ、あのナザレ人イエス・キリストが確かに生きておられることを理解したのである。弟子達の行っ

た所作が救いなのではない。共に働かれる生ける神こそが救いなのである。神はイエス・キリストを通して約束された聖霊

によって、弟子達をすべての束縛から解放し、自由にした。この自由は、神が全ての権威を持ち、全てを支配しておられる

事を信じる信仰による。「この人による以外に救いはない!」とあるが主イエス・キリストによって救われたと言いながら、

知らぬ間に、他のものに救いの根拠を置き、自分を責め、人を責め、不安といらだちの中を歩んではないだろうか?サタン

はわたしたちの心に巧妙に近付き、わたしたちが神ではなく、自分の知恵や知識、行いによって、神から目をそらさせ、目

に見えるものによって評価させようとするのである。わたしたちの救いは、わたしたちを愛し、十字架に死んで下さった、ナ

ザレ人イエス・キリスト以外にはない!