父なる神の約束(使徒行伝 第1章 1〜11節)

2004年05月23日礼拝にて
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 「 ただ、聖霊があなたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはて

まで、わたしの証人となるであろう。」(8節)

  イエス・キリストは十字架の死と復活を通して、わたしたちに平安と自由を与えて下さった。しかし、弟子たちが主の

働き人として整えられ、教会が立て上げられるために、さらなる主の訓練が必要であった。それは「約束を待つ」ことで

ある。わたしたちが何かを行う場合に必要なのは知識や力、お金であるかも知れない。けれども、魂を救い、教会を立

て上げる働きは主によるものである。神は歴史の中で神の力と知恵を人々に示され、イエス・キリストを通して罪のゆる

しと永遠の命の望みを与えて下さった。神は、わたしたちに何ができるのかではなく、約束を信じて祈り望む「従順」を

求められる。それぞれに良い考えや献げ物があるかもしれない。しかし、従順こそ、主のもっとも喜ばれる献げ物であり

知恵なのである。弟子たちは一緒に集まった時、いよいよ主がきて国を復興されるのかと尋ねたが、それは父なる神の

威厳によって定められていることであり、あなたがたの知る限りではないと教えられた。わたしたちも、いかに神に属する

ことを知りたがり、自分の知識や計画に心奪われているかを示される。ただ聖霊がくだるとき「主の証人」とされる事を覚

え、主の約束を信じて待ち望む者となろう。