キリストにある新創造（第�Uコリント　第5章　16〜21節）

2004年05月16日礼拝にて

　「 だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られたものである。ふるいものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しく

なったのである。」（17節）

　 新緑の美しい季節となりました。自然の中に身を置いてくつろいでいると、命にあふれた自然の力強さに圧倒され励ま

されます。同時に、冬の寒さに耐えた枯れ草や枯れ葉の姿を新緑の背後に見ると「生きるために死ぬ」という真理を改め

て教えられます。私たちも新しく生きるためには古い自分をキリストの十字架と共に脱ぎ捨てて、新しくされることが必要で

す。ただ表面的に新しくなるのではなく、滅び行くこの世のものに人生の土台を置くのではなく、永遠の命を与えて下さる

造り主なる神に土台を置き代えることが大切です。そのためには、自分の力では生きていくことが出来ないことを認める

こと。造り主である神の前にそのまま出ること、神には私たちを造りかえる力があることを認めてイエス・キリストの十字架

を信じて神との和解を受け入れることです。そうすれば私たちのうちに生きて働いて下さる主は、恐れの中に浮かぶ自己

満足の生涯ではなく、生きておられる神と共になる「心から溢れ出る喜び」の変らない新しい生涯を与えて下さいます。