わたしに従ってきなさい(ヨハネ 第21章 15〜23節)

2004年05月09日礼拝にて
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  イエス・キリストはよみがえられた後、いろんな人々に姿を現された。それは彼らを裁くためではなく、慰めるためで

あり、イエス・キリストの十字架による罪のゆるしと永遠の命の約束を与えるためであった。弟子たちは、主イエスと共

に歩んでいたが、十字架を理解できず逃げ出してしまった。弟子たちは、主の復活を知り喜んだが、自分自身の弱さと

恐れのため心は傷ついたままであった。主は死に打ち勝たれた後、傷ついた弟子たちに近付き、「あなたはわたしを愛

するか」と問いかけ、「わたしの羊を養いなさい」と、いやしだけでなく赦しと信頼を与えて下さった。わたしたちも主に従っ

ているつもりで、知らぬ間に主を忘れてしまうことがある。しかし主は、わたしたちのひとりひとりに「しっかりするのだ、

わたしである、恐れることはない」と近付いて下さり、心の内の傷に触れて癒し、慰めを与えて下さる。そして、「あなたは、

わたしに従ってきなさい」と励まし、共に歩み続けて下さるのである。どんなに素晴らしいニュ−スや約束があっても自分と

無関係ならば意味がない。私たちも神の約束の御手を信じ、最善を行われる神にすべてをゆだねて従おうではないか。