共に主に仕える家族(ヨシュア記 第24章 14〜28節)
2003年6月29日礼拝にて
@恵みの回顧(1〜13節)
ヨシュアは民に、アブラハムの選びから約束の地の占領・割当まで、一切は主の恵みのみわざであったこと
を想起させました。「あなたの着物はすり切れず、あなたの足は、はれなかった」(申命記 8・4)とあるように
私たちの生涯にも絶えず主の守りの御手があったことを発見します。主の恵みに対する感謝を失うと、不平
不満や愚痴が出てきます。そうならないように主の恵みを意識的に一つ一つ数え上げてみましょう。感謝と
喜びが湧き上がってきます(詩篇 103・2)。
A恵みへの応答(14〜28節)
恵みの回顧後、ヨシュアは「それゆえ・・・主を恐れ・・・他の神々を除き去って、主に仕えなさい」と迫りました。
(14、23節)。心の中の偶像を除き去り、神第一に生きることを可能にするのも十字架です。十字架の恵みが
徹底すると、心から神を愛し、喜んで神に従うことはいとも容易なこと、至極当然なことです。そのような本物
の信仰は家族にも次第に浸透していき、ヨシュア同様、「わたしとわたしの家とは共に主に仕えます」と宣言で
きるようになることでしょう(15節)。