目をさましていなさい（マタイ　第25章　1〜13節）

2003年6月15日礼拝にて

　　思慮深い五人と思慮浅い五人は、皆あかりを持って花婿を迎えようと待機していましたが、待ちくたびれて

眠ってしまいました。何から何までほとんど同じ両者ですが、一つだけ決定的な違いがありました。予備の油を

用意していたか否かです。用意していた思慮深い五人は婚宴は天国、油は備えのできた信仰を指しています。

　　ある日突然キリストが再臨され（24・36）、天国の扉が堅く閉ざされてしまいます。「罪の支払う報酬は死」です。

扉がまだ開いているうちに、悔い改めと信仰によって救いを得ましょう（ロ−マ　6・23）。

　　思慮深い五人の眠りはいつでも備えのできているところからくる安心した眠り、思慮の浅い五人の眠りは油断

した眠りなのでしょう。キリストがいつ再臨されても恥ずかしくない生活をしていますか。十字架を信じて救われ、

御言葉と御旨に従って歩み続けたか否かが、再臨時に明らかになります（7・21〜23）。その時いくら後悔しても、

「わたしはあなたがたを知らない」。万事休すです。