最高の贈り物をする神（ルカ 第11章 1～13節）
2003年6月8日礼拝にて
友人が真夜中嫌々ながらでも起きて助けてくれるのであれば、神はなおさら進んで人の求めに答えて下さら
ないことがあるでしょうか。また、どんなにひどい父親であっても、食物を求める子どもに蛇やさそりを与えるよう
なことをしないのであれば、神はなおさら人に良い贈り物を下さらないことがあるでしょうか。
神と人とは罪のために敵対関係にありましたが、神は御子を十字架の死に渡すことによって、信じる者の罪を
赦して神と和解させ、父と子の関係にしてくださいました。二つの譬え話は、父と子の信頼関係を土台として大胆に
神に祈ることができ、その祈りは必ず聞かれることを教えます。どんなに八方塞のじょう状況でも、信仰者には「上」
という方向、祈りという最高の武器があります（Ⅱコリント 4・7～9）。確かに祈った通りにならなかったり、祈りの答え
が遅れたりすることがありますが、それも神の愛の配慮のゆえです。
神からの最高の贈り物、それは聖霊です。真実に祈り求めるならば、必ず聖霊による救いの確信が与えられます。
さらに御心に全く服従するならば、聖霊による潔めと満たしが与えられます。
