キリストの復活がもたらす希望（ペテロ�T　第1章　3〜12節）

2003年4月20日礼拝にて

　　�@新しく生まれる希望（3節）

人生最大の敵は死です。死後、神の裁きがあることを本能的に知っているので、人は死を恐れるのです（ヘブル

9・27、ロ−マ　6・23）。しかしキリストの十字架と復活を信じるならば、罪の奴隷から神の子に新しく生まれ変わり、

真の安息と永遠の命を得ます。

　　�A資産を受け継ぐ希望（4〜5節）

十字架前夜、弟子たちに「場所を用意しに行く」と言われたキリストは（ヨハネ　14・2〜3）、天国の住まいを用意する

ために、十字架の上で死に、三日目に復活されました。キリストを信じる者は「朽ちず汚れず、しぼむことのない資産」

＝天国を受け継ぎます。そして、この希望は有限な地上生涯をより有意義なものとします。

　　�B試練を喜ぶ希望（6〜9節）

人生に試練はつきものですが、出口のないトンネルなどないように「今しばらくのあいだ」の試練です。しかも神は「耐え

られないような試練に会わせることはないばかりか・・・逃れる道も備え」（�Tコリント　10・13）、信仰を精錬します。復活

のキリストは、エマオ途上の弟子たち同様、試練に苦悩する者に「近づいてきて・・・一緒に歩いて」、親身に相談に乗って

下さいます（ルカ　24・13〜32）。