『・・・・・あなたがたを受けいれる者は、わたしを受けいれるのである。わたしを
　　　　受けいれる者は、わたしをおつかわしになったかたを受けいれるのである。
　　　　預言者の名のゆえに預言者を受けいれる者は、預言者の報いを受け、義人の
　　　　名のゆえに義人を受けいれる者は、義人の報いを受けるであろう。わたしの
　　　　弟子であるという名のゆえに、この小さい者のひとりに冷たい水一杯でも飲ませて
　　　　くれる者は、よく言っておくが、決してその報いからもれることはない」。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（マタイによる福音書　10章40～42節）


　神はイエス･キリストを通して自らをあらわし、わたしたちが神を理解することができるようにして
くださいました。同時にイエス･キリストはわたしたちに、神を信頼して従うことの大切さを教えてく
ださったのです。この世に生きているわたしたちは、見えないこの世にあるいろいろなしがらみに
よって、わかっていてもこの世と妥協してしまっています。しかし大切なことは学んだことを受け止
めそのように生きることです。たといどんな困難や課題があってもです。だからこそ神はわたした
ちにイエス・キリストを通して病を癒し、罪を赦し、自然を支配し、死んでも命を与えることのできる
神の力を見せてくださったのです。その神を信頼して信仰の一歩を踏み出すとき、共に働かれる
神を自分の内に体験し、弱さや失敗を恐れるのではなく、共にいてくださる神の助けによって安心
と自由、そして喜びに満たされることができるのです。 神はイエス･キリストを通してわたしたちに
近付いてくださり、わたしたちもイエス･キリストを通して神に近付き、神の祝福を受けることができ
るのです。｢この小さい者のひとりに冷たい水一杯でも飲ませてくれる者は・・・」との約束が、わた
したちだけでなく、わたしたちにかかわるすべての人々に対する祝福の約束であることをしっかり
と心に刻み、祝福を届ける器として日々歩もうではありませんか。

主を受け入れる者の祝福　（マタイによる福音書　10章40～42節）

　2020年9月20日礼拝にて