『たゆみなく祈り、目を覚ましていなさい。同時に、私たちのためにも祈ってください。
　　　　　神がみことばのために門を開いてくださって、私たちがキリストの奥義を語れるように
　　　　　祈ってください。この奥義のために、私は牢につながれています。また、私がこの奥義を、
　　　　　語るべき語り方で明らかに示すことができるように、祈ってください。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（コロサイ人への手紙　4章2～4節）


　イエス・キリストによって与えられた救いは、わたしたちに平安をもたらし、自由と喜びを与えるもので
した。この救いの中心は、わたしたちの内に共にいてくださるキリストであって、何者によっても奪われ
ることのない希望です。それは、わたしたちがキリストと共に十字架に死に、キリストと共に新しい命に
よみがえるという、わたしたちの理解を超えた恵みだったのです。これが真実であることは、キリストの
十字架が自分のためであることを受け入れることによって与えられる、確信によって知ることができま
す。これを人に説明することは難しいですが、だれも否定することのできない事実なのです。そして、共
にいてくださる主をすべての人々が経験し、自由と喜びに満たされることがわたしたちの願いでもある
のです。パウロはこのために牢につながれましたが、祈ることによって、わたしたちもこの働きに共に
預かることができます。だからこそ目を覚まし、神がなそうとしておられる働きをしっかりと見ようではあ
りませんか。目先のことに惑わされてはならないのです。

目を覚ましていなさい　（コロサイ人への手紙　4章2～4節）

　2021年2月21日礼拝にて