『主がお入り用なのです』
　　　　　　　　　　　（ルカによる福音書　19章31節）


　十字架の苦難を受けるためエルサレムに入城される重要な場面で、イエス様が必要とされたのは
「ろばの子」でした。神様の選びとは何でしょうか？

①未熟なろばの子
　まだ誰も乗ったことのないろばの子が選ばれました。イエス様のために働くのに最も大切なのは、
その人の知識や経験ではなく、神様に選ばれることです。

②一方的な選び
　ろばの子は持ち主によってつながれていた所から解かれ、イエス様のもとに連れてこられました。
私たちの本当の主人である神様のための働きが何であるか知るには、イエス様に出会い、霊の目を
開いていただく必要があるのです。

③平和をもたらすために
　イエス様のエルサレム入城の有様は神様がご計画しておられたことでした（ゼカリヤ9：9〜10旧約p1317）。
イスラエルの民が願う平和は、自分たちを脅かす敵を救世主が打ち破ることでした。しかし、イエス様は
平和のために、戦いの道具である馬を用いたのではなく、未熟なろばの子を選ばれました。私たちは、
十字架の死と復活によって真の平和をもたらしてくださる方をお運びしたろばの子のように、キリストを
証しする者として主に選ばれているのです。

イエス様が必要としておられる　（ルカによる福音書　19章28～40節）

　2019年4月14日礼拝にて