『心にはかることは人に属し、舌の答は主から出る。人の道は自分の目にことごとく
　　潔しと見える、しかし主は人の魂をはかられる。あなたのなすべき事を主にゆだねよ、
　　そうすれば、あなたの計るところは必ず成る。・・・・・。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（箴言　16章1～3節）


　あなたは毎日を、楽しんでおられるでしょうか。生きることは成長することであると 同時に衰える
ことであり、学ぶと同時に忘れることでもあります。毎日を自分の思い通りに生きることが幸せであ
るならば、限りのある人生を生きるわたしたちがそれを望むことは、とても難しいことです。若いと
きは、頑張れば何でもできると思っていても、やがては、弱く小さな自分に気が付くことになります。
聖書を通して神は、わたしたちが自分の思いだけではなく、創り主である神を認め神と共に生きる
ことが、いかに大切かを教えています。神はわたしたちのことを、すべて知っておられます。そして
そのままのわたしたちを愛し受け入れ、弱さを担い、しかも用いてくださるのです。わたしたちはこ
の事を知って初めて、安心することができるのです。わたしたちがどのような計画を立てたとしても、
わたしたちを愛してくださっているお方は、わたしたちが心から人生を楽しむことができるように、
弱さを与えて、誰かに支えられる喜びを与えたり、力や知恵、また豊かさを与えて、必要としている
人を支え、その喜びに預かることができるようにしてくださったのです。それは、誰も誇ることなく、
共にいてくださる神を喜びほめたたえるためなのです。だからこそ、いつも共にいてくださる神を認
め、神がわたしたちにとっての最善を行ってくださることを信じ、願っていることを主の手に委ねて
いくことが、なすべき大切な決断なのです。主はわたしたちを愛し、心の内にある思い整え、それを
実現してくださるのです。

人の心を見られる神　（箴言　16章1～3節）

　2018年6月17日礼拝にて