『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。
　　これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。
　　御霊を消してはいけない。預言を軽んじてはならない。すべてのものを識別して、
　　良いものを守り、あらゆる種類の悪から遠ざかりなさい。どうか、平和の神ご自身が、
　　あなたがたを全くきよめて下さるように。また、あなたがたの霊と心とからだとを
　　完全に守って、わたしたちの主イエス・キリストの来臨のときに、責められるところの
　　ない者にして下さるように。あなたがたを召されたかたは真実であられるから、
　　このことをして下さるであろう。』
　　　　　　　　　（テサロニケ人への第一の手紙　5章14～24節）


　わたしたちの国では八月になると、広島や長崎に落とされた原子爆弾や、８月15日に終結した
戦争の特集が行われます。戦後という言葉はわたしたちにはなじみがありますが、多くの国が今
も戦中であることをわたしたちは忘れてしまいがちです。歴史を見ても争いは絶えること無く続い
ています。神はわたしたちに、わたしたちの内にある欲が争いを生み、やがて戦争へと向かって
行くことを教えています。だからこそわたしたちが自分のうちの罪を認め、神を知ることによって、
神に聞き従う生き方を選ぶことが、どんなに大切かを知ることが出来るのです。神はパウロを通
して、神を知っているわたしたちがどのような使命を持ち、そして生きるべきかを教えてくださいま
した。わたしたちが平和の神を信じ従うことこそが、平和の使者として生きるべきわたしたち生き
方なのです。だからこそ、心から神を信じ、神がわたしたちの救いのために用意してくださった、
イエス・キリストの十字架の福音を受け入れ、どんな時にも共にいてくださる主なる神を信じる信
仰に固く立とうではありませんか。

平和の福音　（テサロニケ人への第一の手紙　5章14～24節）

　2017年8月6日礼拝にて