神の愛 (ヨハネの第一の手紙 4章7〜12節)

わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して下さって、わたしたちの罪の
 あがないの供え物として、御子をおつかわしになった。ここに愛がある。

                             (ヨハネの第一の手紙 4章7〜12節)


T.一方的な愛(4:10)
 「わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して」。神様は私達の側がどんな状態だった
としても、私達を愛し、受け入れてくださるお方です。たとえ私達が失敗し、自分自身を受け入れることが
出来ないような時にも、「神様の側から私達を愛して下さる。」という事実は変わりません。私達の成功や
失敗によって神様からの愛が変わってしまうことはないのです。


U.罪人への愛(4:9)
 ここに出てくる「世」とは、神様を神様と認めない世界、そして私達人間のことです。罪を持った人間は、
本来神様に愛されるどころか、見捨てられても言い訳すら出来ない存在です。しかし、私達が罪のために
滅びることを神様は望まれませんでした。神様は、私達が罪から解放されて本来の姿で生きることができ
るように、御子イエス・キリストを地上に送って下さったのです。「わたしがきたのは、義人を招くためでは
なく、罪人を招くためである」マタイ9:13


V.十字架で明らかになった愛(4:9-10)
  十字架は、神様が私達を愛して下さっている証拠、『愛のしるし』です。イエス・キリストは私達が犯した
罪を背負い、私達が本来受けるべき罰を十字架の上で一身に引き受け、私達の罪を帳消しにしてくださ
いました。そして死を打ち破って、復活されたのです。神様は今も、イエスを信じる私達に罪の赦しと、永
遠の命を与えてくださいます。
 2014年11月16日礼拝にて
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