主の言葉を聞いて行う者　（マタイによる福音書　7章24〜27節）

　『それで、わたしのこれらの言葉を聞いて行うものを、岩の上に自分の家を建てた賢い人に
　　比べることができよう。雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけても、
　　倒れることはない。岩を土台としているからである。また、わたしのこれらの言葉を聞いても
　　行わない者を、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができよう。雨が降り、
　　洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまう。そしてその倒れ方は
　　ひどいのである」。』
　　　　　（マタイによる福音書　7章　24〜27節）


　イエス･キリストは人々に神のメッセージを語られましたが、同時に力ある業（具体的働き）を持って

それが真実である事を証しされました。わたしたちはその証を通して、神とその救いについて理解す

る事はできますが、神がキリストを通してわたしたちに用意してくださっている救いは、理解する事で

はなく、信じたように生きる事です。もちろん学ぶ事や、理解するとは大切です。けれどもいろいろな

課題に囲まれながら生きるわたしたちがキリストと共に生きる事を通して、希望を見出し、神の平安

に満たされる事によって多くの人々がわたしたちを通して、生きて働かれる神を見ることができるの

です。わたしたちの人生の土台は、何でしょう。それがどんなに確かなものに思えても、雨が降り、

洪水が押し寄せ、風が吹いてきた時、それは明らかになります。主の訓練と導きをいただきながら、

主の言葉を聞いてそれを行う者とさせていただきましょう。

　2014年11月2日礼拝にて