信じるなら神の栄光を見る！　（ヨハネによる福音書　11章39〜44節）

　2013年5月5日礼拝にて

　『イエスは言われた、「石を取りのけなさい」。死んだラザロの姉妹マルタが言った、
　　「主よ、もう臭くなっております。四日もたっていますから」。イエスは彼女に言われた、
　　「もし信じるなら神の栄光を見るであろうと、あなたに言ったではないか」。
　　　人々は石を取りのけた。すると、イエスは目を天にむけて言われた、
　　「父よ、わたしの願いをお聞き下さったことを感謝します。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ヨハネによる福音書　11章39〜44節）


　新しい会堂での礼拝を、感謝と喜びを持って行う事のできる恵みを覚えています。イエス・キリ

ストは弟子たちと共に歩まれた中で、いろいろなことを教えてくださいました。それでも弟子たち

にとっては、常識的にありえない現実を目の当たりにしている時、たとえ神がそこにおられたとし

ても、もう無理だと何度も考えました。

　しかし主は、そのような弟子たちの心を砕き、取り扱いながら、神を全知全能の神としてその

まま受け入れる事こそ、主に喜ばれる信仰である事を教えられました。わたしたちの神は、今

も働いておられます。たとえ現実はあきらめてしまっていたとしても、主の言葉を聞いて信仰の

一歩を踏み出すなら、神のみ業をみることができるのです。わたしたちの生涯を共に歩んでく

ださる主は、見えるところが困難や悲しみであふれているように見えても、それを祝福に変え

て下さる方である事を信じて神の御手の中を歩もうではありませんか。