聖霊による自由　（使徒行伝　19章1〜7節）

　2014年3月9日礼拝にて

　『ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、
　　ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（使徒行伝　19章8節）


　イエス・キリストによって、罪の赦しと永遠の命の希望を持って生きるようになった人々は、いたるところで

イエス・キリストの福音を語り、多くの人々がそれを信じ、バブテスマを受けるようになりました。　けれども、

福音を正しく理解してそれを教えることができても、福音に生きていない人々がいたことも事実です。いつの

時代も人に話す事を専門とし、説得する事が得意な人々はたくさんいましたし、当然巧みにイエス・キリスト

のことを人々に語り、それによってイエス・キリストを理解し、信仰の決断をした人々もいたはずです。しかし

パウロは自分の経験を通し、救いはイエス・キリストを知識として受け入れる事ではなく、復活された主が共

におられることを認め、神のものとして生きる事によって与えられる自由と喜び、そして平安にあることを知っ

ていました。力ある働きをしていたアポロも多くの人々を救いに導いてはいましたが、共に働いてくださる聖霊

を知らず、自分の知恵と力に頼っていることを知り、聖霊によって与えられる自由をしりませんでした。わたし

たちは、どうでしょう。主と共に生きているでしょうか。共にいてくださる主はわたしたちに自由を与え、恵みと

喜びに満たしてくださいます。何がなくても、聖霊による自由を生きるものとさせていただきましょう。