神はそのひとり子を賜ったほどに （ヨハネによる福音書 3章 16節）
2011年8月28日礼拝にて
『神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者が
ひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。』
（ヨハネによる福音書 3章 16節）
ヨハネによる福音書3章16節は、聖書中の聖書と言われるほど大変有名な箇所です。有名であるがゆえに
聞き慣れてしまいがちですが、このみ言葉の中に込められている父なる神の愛を確認することは、私たちにとっ
て大切なことです。
①父なる神の、私たちへの愛のかたち
父なる神は、ひとり子イエス・キリストを私たちに与える、というかたちで愛を現されました。ひとり子を私たちの
罪の身代わりに十字架につけるという決断をし、実行されたのです。
②父なる神にとって、ひとり子イエスはどのような存在か
ご自身の全存在がかかっているひとり子、取って代わる存在はない、かけがえのないひとり子でした。
③父なる神の払われた犠牲
愛するひとり子を十字架につける決断をし実行することが、父なる神様にとってどれほど大きな犠牲であった
ことでしょう。引き裂かれるような犠牲であるとわかっていても、ひとり子イエスを十字架につけられたのは、
あなたが永遠の命を得て、永遠に神と共に生きる者となるためでした。
父なる神の、あなたへの愛はどれほど大きなことでしょう。キリストの十字架による救いは、父なる神の愛を
抜きに考えることはできません。「ひとり子を賜ったほど」の愛を生涯覚え続け、この愛を宣べ伝える者になら
せていただきましょう
