主の御手による働き (使徒行伝 11章 19〜21節)

 2011年7月3日礼拝にて
 ちょうどその時、カイザリヤからつかわされてきた三人の人が、わたしたちの泊まっていた家に
  着いた。御霊がわたしに、ためらわずに彼らと共に行けと言ったので、ここにいる六人の兄弟たちも、
  わたしと一緒に出かけて行き、一同がその人の家にはいった。すると彼はわたしたちに、御使が彼
  の家に現れて、『ヨッパに人をやって、ペテロと呼ばれるシモンを招きなさい。この人は、あなたと
  あなたの全家族とが救われる言葉を語って下さるであろう』と告げた次第を、話してくれた。

                                           (使徒行伝 11章 19〜21節


 神はわたしたちの日常に共に働いてくださり、わたしたちが神に信頼していくときに御業を行ってください

ます。これはわたしたちの計画の想定内で行われるというより、多くの場合、自分の思いもしなかった方法

で、わたしたち自身のこだわりを打ち砕いて行われます。ペテロがコルネリオのところに導かれた時も、神

の導きによりました。幻を通して神が何を語ろうとしておられるのかを考えさせ、コルネリオの僕たちが訪ね

てきたとき『これは主だ!』と信じて従うことが出来るようにしてくださったのです。そして、信仰を持って従

うことによって、神による証しが明らかにされていきました。わたしたちは、わたしたちに対する神の小さな

チャレンジを受け止めているでしょうか。わたしたちが主に従おうとする時、この世の尺度で考えて行動し

てしまい易いですが、主は今もわたしたちが主に眼を向けて考え、従うことが出来るように力強く働いてく

ださっているのです。わたしたちの計画した人生を歩むことは悪いことではありません。けれども、神がわ

たしたちに用意してくださっている、最高の計画を信じて神に期待して歩む人生は、豊かさと、喜びにおい

て比較することが出来ないほど大きな祝福につながっているのです。



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