神に喜ばれるささげもの (ローマ人への手紙 12章 1節)

 2011年1月9日礼拝にて
 兄弟たちよ。そういうわけで、神のあわれみによってあなたがたに勧める。
  あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。
  それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。

                                       (ローマ人への手紙 12章 1節)



  新しい年を迎えて、何を思われたでしょうか。今までの歩みを振り返って新しい一歩を決心された

方も、今までできなかったことに思い切ってチャレンジする決心をした方もあるかもしれません。いず

れにせよ、限りある人生を生きるわたしたちが、少し立ち止まって考えることはとても大切なことです。

しかも、わたしたちが生ける神を知っているのであれば、立ち止まって主を見上げ、自分を点検して

いただいてから、一歩を踏み出すことの安心は はかり知ることができません。パウロは手紙の中で、

人の弱さのゆえに神から離れて歩む人生のむなしさとともに、神と共なる人生の祝福を教えています。

つまるところ、わたしたちが神によって生かされていることを信じているのであれば、自分の人生を主

にゆだねるべきであるし、わたしたちの信仰生活の本質は、神を信頼しきることであると、自らの体験

を通して教えているのです。中途半端な信仰は、この世との妥協を生み出しますし、それは神に対す

る不信につながります。だからこそ自分自身を全て主にささげて主のものとして生き、神に用いていた

だく生涯を歩もうではありませんか



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