主なる神による歩み （エレミヤ書 10章 23〜24節）
2008年10月19日礼拝にて
『主よ、わたしは知っています。人の道は自身によるのではなく、歩む人が、
その歩みを自分で決めることができないことを。』 （エレミヤ書 10章 23節）
わたしたちは失敗したり弱さを覚えたりしたとき、人生を振り返ってその選択を後悔すること
があります。しかし過去に戻ることは出来ませんし、たとえやり直せたとしてもおそらく別の
苦しみや問題に直面することになります。わたしたちが聖書を通して、神に愛されているこ
とを知り、毎日神に生かされていることを経験していくならば、自分が思い通りに生きるか
らではなく、神に愛され生かされている事実によって自由と喜びにあふれることに気がつき
ます。つまり、わたしたちが神に生かされていることを認めるならば、自分では失敗と思え
る出来事や、不幸としか思えない病や苦しみが、神が生きておられることを確信する恵み
の時となることを経験するのです。努力することや頑張ることも必要ですが、神の手を信じ
て委ねることはさらに大切なことです。あなたは自分の生涯をどのように見ているでしょう。
わたしたちの全てを知った上で、十字架によってわたしたちの罪の代価を支払い、自由な
ものとしてくださっただけではなく、永遠の命の望みを約束してくださっている恵みを、心か
ら感謝しようではありませんか。たとえ今は信じることが出来なくても、造り主である神が
あなたを愛しておられること、罪の赦しと、永遠の住まいが用意されていることは覚えてい
ようではありませんか。
