あなたがたのうちにある望み （ペテロの第一の手紙 3章 13〜18節）
2008年10月05日礼拝にて
『ただ、心の中でキリストを主とあがめなさい。また、あなたがたのうちにある望みについて
説明を求める人には、いつでも弁明の出来る用意をしていなさい。』
（ペテロの第一の手紙 3章 15節）
わたしたちが神を知り、イエス･キリストを通してあらわされた愛を経験し、望みを持って生きる
ようにされたとき、人はわたしたちに、安心と慰めを見出します。それは人間的な配慮やテクニ
ックによるのではなく、わたしたちと共にいてくださる聖霊の働きによります。神はわたしたちを、
慰めと信頼の器として用いてくださるのです。わたしたちは、神に愛されていることを知ったとき、
正しい行いをしていれば、神はわたしたちを守り、いろいろな災いから守ってくださると期待しま
す。しかし、現実には、いろいろな苦しみや困難に遭遇するのです。だからそのときには、それ
が神の御旨なら、善を行って苦しむことは悪を行って苦しむことに勝っていることを知るべきで
あり、それゆえに、わたしたちはためらうことなく、主の喜ばれる生き方を選ぶべきです。人々
はわたしたちの そのような姿を通して、永遠を支配しておられる神に望みを置き、神がわたし
たちと共におられることを知ることが出来るようにしてくださるのです。
